皆さん、こんにちは!ベストイーです♪
本日のテーマは、白髪です(MNT参照)。
朝起きて鏡をのぞくと、
あ、白髪!というようなショックを受けたことのある、
中高年の方はけっこういらっしゃるのではないでしょうか。
早い人では20代から、
40~50代には誰でも、
多かれ少なかれ白髪が出てくるものです。
2016年の研究によると、
遺伝子インターフェロン調節因子-4の一種が関与しているとのことで、
遺伝的要因が大きいような模様です。
とは言っても、白髪の出現はやはり、
加齢(エイジング)にともなう現象であることも事実。
今回のブログはこのあたりを
ご紹介してみたいと思います。
ターングレイアウェイ
メラノサイトが髪の毛を色付ける!
髪の毛を色付ける役割を担っているのは、
メラノサイト(色素細胞)です。
日焼けは、
有害な紫外線から身体を防護するために生じる現象ですが、
言うまでもなく、メラノサイトの為せる業です。
髪の毛が生えてくるとき、
メラノサイトは、毛包の根にある毛の前駆細胞に色素を送り届けます。
髪の毛が伸びるにつれ、
メラノサイトが色素をどんどん送り込み、
独特な髪の毛の色合いが生まれてきます。
これは髪の毛が正常に成長するケースですが、
毛包細胞も、身体の他の細胞と同じように、
加齢などによってダメージを受け、これにより、
メラノサイトが損なわれることがあります。
メラノサイトが働かなくなると、
髪の毛はグレーや白色になってしまいます。
何が色素をコントロールするのか?
現時点で分かっていることは、
毛髪の前駆細胞が、幹細胞因子と呼ばれるたんぱく質を分泌し、
これが引き金になって、メラノサイトが色素を産出するとされています。
マウスを使った実験で、
この幹細胞因子と呼ばれるたんぱく質を欠落させると、
体毛の色が失われたとのことです。
メラノサイトが産出するメラニン色素は2種類あります。
ユーメラニン(黒褐色の真性メラニン)
と
フェオメラニン(橙赤色の亜メラニン)です。
どちらが優勢かは、遺伝子が決めること。
人種によって髪の毛の色合いが異なるのはこのためです。
毛包細胞がダメージを受けると?
グレーまたは白髪のもとになる毛包細胞を調べてみると、
やはり、フリーラジカルによる細胞レベルの損傷度が高いことが分かっています。
要するに、このような毛包細胞は傷ついており、
メラノサイトやメラノサイト幹細胞は役目を果たしていないのです。
毛包にあるメラノサイト幹細胞のDNAが損傷したマウスは、
体毛がグレーに変わり、永遠に色素を取り戻すことがなかったそうです。
おわりに
さて、髪の毛がグレーまたは白色になる仕組みを
見てきましたが、健康&美容をモットーとするベストイーは、
白髪対策にも目配りしております!
L-チロシン
メラニンの元になるチロシンを摂取して、白髪を予防しましょう!
ハイポテンシービオチン
髪の毛の美容に有用とされるビオチン、爪や皮膚のケアにも!